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旧八戸小跡地活用事業、譲渡先を再募集 日之影町

 日之影町は、地域の活性化や町全体の発展につなげるため、2019年度末に閉校した旧八戸小学校の施設を買い受けて有効活用する「旧八戸小学校跡地活用事業」の民間事業者等を再募集する。事業者の選定はプロポーザル方式で行い、審査委員の点数評価の合計点が最も高い者を優先譲渡先候補者に選定する。

 所在地は日之影町大字七折1764番地14で、土地面積は1万2041m2。既存建物は、いずれも開校と同時期に建設された校舎棟2棟(RC造3階延べ688m2、同666m2)、管理棟1棟(S造平屋延べ326m2)、体育館1棟(同397m2)。校舎棟は09年に耐震補強、体育館は15年に防災機能強化を行った。

 プロポーザルの参加要件は、法人、複数の法人でつくるグループ、団体、個人であること。提案に関しては、地域経済の活性化や町内雇用の創出など、地域振興等に寄与する施設として有効活用する事業であること、事業の安定性や継続性が高いこと、周辺の生活環境に影響を及ぼさないよう努めることなどを求める。

 当該事業では、対象地内全ての施設及び構築物について、現状有姿での一括譲渡を原則とする。ただ、町が認める範囲内で使用用途に応じた改修等を行うことは認める。譲渡開始日は最短で2022年8月頃を予定するが、文部科学省の承認次第で遅れることも想定される。施設の改修工事等は譲渡開始日以降から行う。

 主なスケジュールは、▽参加申込受付=12月8日~22年2月18日▽一次審査(参加資格審査・書類審査)=2月21日~25日▽一次審査結果通知日=2月28日▽企画提案書等受付=3月2日~16日▽二次審査(プレゼン・ヒアリング)=3月23日▽二次審査結果の通知・公表=3月29日―などを予定している。

 募集に際して、1月12日~14日に事業者等向けの現地見学会(任意参加)を開催する。見学会への参加は、1月7日まで電子メールで受け付ける。募集要項等はホームページで確認できる。事務局は地域振興課(日之影町大字七折9079番地、電話0982-87-3801、メールshinkou@town.hinokage.lg.jp)。

事業者募集要項