▲写真は贈呈式の模様
えびの市は12月24日、宮崎県防水工事業協同組合(平木泰英代表理事)が行った公共奉仕活動に対して感謝状を贈った。同組合では今年11月、市役所玄関や外部階段等の清掃、中央階段への防滑シートの設置といった活動を実施。市役所で行われた贈呈式で、村岡隆明市長が平木代表理事に感謝の意を示した。
地域社会に融和し、愛される組合であり続けるため、組合では各地で地域貢献活動を展開。1997年から小中学校を中心とした公共施設の点検・清掃作業に取り組んでおり、地域貢献の場を更に広げようと、11月にえびの市役所でも奉仕活動を行った。
えびの市役所での活動には、早朝から多数の組合員が参加。高所作業車や高圧洗浄機を使って、玄関や外部の正面階段、スロープ及び通路、西側駐車場に通じる階段、エレベーター棟に付着した汚れを綺麗に取り除き、作業後には見違えるように綺麗になった。日を改めて、正面階段には防滑性のカラーシートを設置した。
贈呈式で村岡市長は、組合の献身的な活動に感謝の意を示し、信頼関係が築けたと強調。公共施設の更新に伴う一層の協力を求めた。平木代表理事は、来庁者に安心して階段を利用してもらえることを喜び、「市民への恩返しができればと、一生懸命に取り組んだ。今後も関係機関と連携し、社会貢献していきたい」と話した。