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吉原建設、九南、四季設備が落札 工業高校水球プール

 宮崎県は12月14日、条件付一般競争で「宮崎工業高校水球プール建設主体工事」「宮崎工業高校水球プール電気工事」「宮崎工業高校水球プール管工事」の入札を執行。主体工事は吉原建設が2億7838万2000円、電気工事は九南が4775万2000円、管工事は四季設備が8908万円でそれぞれ落札した。

 2027年に本県で開催される国民スポーツ大会に向けた練習環境整備の一環として、県立宮崎工業高等学校に水球競技の規格を満たすプールを建設する。新設するプールの規模はS造平家建延べ1394m2。当該工事では、整備に係る建設主体工事及び外構工事、電気工事、管工事をそれぞれ施工する。工期は270日間。

 宮崎工業高校のプールは、通常の授業や水球部の練習、ジュニアの体験教室等に活用されているが、既存プールは水深と広さが水球競技の規格を満たしておらず、戦術的な練習や泳力強化に支障が出ている。新たに水球競技の規格を満たすプールを整備することで、国民スポーツ大会での天皇杯獲得や水球競技の競技力向上につなげる。

 各工事の予定価格は、主体工事が2億9854万6000円、電気工事が5162万1000円、管工事が9642万4000円だった。金額はいずれも税抜。