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1月19日にJA・AZMホールで開催 浄化槽研究集会

 宮崎県と一般社団法人宮崎県浄化槽協会(石川武則会長)は、新型コロナウイルス感染症の影響で開催を見合わせていた「第24回宮崎県浄化槽研究集会」を、2022年1月19日にJA-AZMホールで開催する。時間は10時から15時30分まで。

 公共用水域や生活環境の保全、公衆衛生の向上等を図る上で、浄化槽は下水道とともに生活排水処理施設として重要な役割を担っている。河川等の水質汚濁問題が議論される中、浄化槽の評価は高まっており、環境改善に対する県民の期待も大きい。

 こうした県民の期待に応えるため、広く浄化槽関係事業者や行政関係職員を対象とした研究集会を開催し、行政が抱える課題や浄化槽の施工・維持管理に関わる諸問題の解決、また、浄化槽に関する高度処理技術等の習得を図る。

 研究集会では、NPO法人大淀川流域ネットワークの杉尾哲代表理事が「大淀川流域における環境問題」をテーマに講演を行うほか、公益社団法人熊本県浄化槽協会の坂口頼暁法定検査部長が「令和2年熊本豪雨と浄化槽の状況」について講演する。

 また、宮崎県環境森林部環境管理課水保全対策担当リーダーの田中智博氏が「本県の浄化槽行政の取組と課題、硫黄山の水質改善対策」について報告。一般社団法人宮崎県浄化槽協会県北地区協議会の坂本恒氏(株式会社日向衛生公社)が「日本三大秘境の汚泥処理事情(仮題)」について研究発表を行う。

 新型コロナ感染拡大防止のため、会場内ではソーシャルディスタンスの確保や消毒の徹底、入場者及びスタッフの体温測定、飛沫防止等の対策を講じる。研究集会に関する問い合わせ先は、宮崎県浄化槽協会事務局(電話0985-24-5103)。