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新町橋旧橋撤去工事に着手 吉原JVが現地で安全祈願祭

      

▲写真は安全祈願祭の模様、挨拶する吉原社長

 宮崎市が2023年度末の完成を目指して架替工事を行う清武町の新町橋に関して、「新町停車場線(新町橋)旧橋撤去工事」を施工する吉原・九建工業・九建特定建設工事共同企業体は、11月3日に安全祈願祭を開催した。宮崎市の戸敷正市長や宮崎県及び地元関係者、施工者の代表らが出席し、工事中の無事を祈願した。

 車両や歩行者の安全・安心の確保、清武町区域の更なる発展を目的とした新町停車場線の整備に際して、同者が新町橋の架替に係る旧橋撤去工事(L=147m)と新設橋台の基礎杭工事(2基)を施工する。工期は11月1日~22年5月31日を予定する。

 3日に現地で行われた安全祈願祭には、宮崎市の戸敷正市長及び市の関係者、宮崎市議会議員、宮崎県及び地元自治会の関係者に加え、JVを構成する吉原建設株式会社、九州建設工業株式会社、株式会社九建の代表者及び工事関係者が出席。祝詞奏上や清祓い、地鎮の義、玉串奉奠を行い、無事故・無災害の工期内完工を祈願した。

 神事後に挨拶した戸敷市長は、当初は4年の工期で計画していた新町橋の整備工事が、宮崎県及び地域の協力によって約2年半に短縮されたことを説明。安心・安全で、まちの潤いや地域の発展に繋がる素晴らしい橋が完成し、将来の清武町区域の基本的な橋梁となることを期待しつつ、施工に携わる事業者に対しても協力を求めた。

 施工者を代表して挨拶した吉原建設の吉原政秀代表取締役社長は、「次の世代に安全で安心な道路を引き継いでいく事業に参画できることは光栄なこと」「地域を長年支えた橋梁に感謝の気持ちを持ちながら、無事故・無災害で所定の期間内に高品質な成果物を引き渡すという同じ目標に向かって尽力していく」と意気込みを語った。