県内企業・団体等に於ける情報通信技術(ICT)の導入機会の創出に繋げようと、宮崎県は12月17日に「第2回MIYAZAKI ICT EXPO 2021」をオンラインで開催する。専門家による基調講演やパネルディスカッションを通じて、ICTを上手く活用した成功事例や取り組みなどを紹介する。
県は今年度、ICT導入機会を創出するための取り組みとして、ICTの専門家が企業や団体等にアドバイス・サポートを行う「ICTコンシェルジュ」を設置。ICTコンシェルジュを委託している株式会社宮崎県ソフトウェアセンターと協働で、広く情報提供を行うためのイベントをオンラインで開催する。
イベントでは、株式会社キャップドゥの森田晃輝代表取締役社長が「これからの働き方になぜクラウドが必要なのか」をテーマに、アマゾンウェブサービスジャパン合同会社の沼﨑正哉氏が「ニューノーマル時代から考えるDXの強み、AWSを活用した取り組み紹介」をテーマに、それぞれ基調講演を行う。
このほか、畝原広美氏(吉玉精鍍株式会社)、渡辺保氏(社会福祉法人スマイリング・パーク)、岡﨑勝信氏(株式会社岡﨑組)、岩切一紀氏(株式会社ジェイエイフーズみやざき)、貴島一幸氏(JA宮崎経済連)、井上英幸氏(宮崎県デジタル化戦略アドバイザー)が「宮崎のこれからをICTでJumpUp!」をテーマに意見を交わす。
時間は9時30分から12時まで(9時受付開始)。参加は無料。参加希望者は12月15日17時までにホームページ内の専用フォーム(https://www.miyazaki-ictconcierge.jp/form_expo.html)から申し込む。イベントでは、アプリケーションZoomを使用するため、開催時までにZoomをインストールしておく。
問い合わせ先は、宮崎県ソフトウェアセンター(宮崎市佐土原町東上那珂字長谷水16500番地2、電話0985-30-5050、FAX0985-30-5053、受付時間=平日の12時~13時を除く10時~17時)。
■ICT展示会も開催
イベントではこのほか、県内外のICT企業が最新技術を紹介するICT展示会もオンデマンド配信で開催する。参加は無料。開催期間は12月17日~2022年3月31日。関心のある企業と1対1で、ICT導入に関する相談や商談ができるよう、運営(宮崎県ソフトウェアセンター)がマッチングサポートを行う。
出展企業は次のとおり(順不同)▽エイムネクスト株式会社▽宮崎電子機器株式会社▽株式会社フェニックスシステム研究所▽サイボウズ株式会社▽株式会社南日本情報処理センター▽株式会社九州コーユー▽トッパン・フォームズ株式会社▽TNAソリューションデザイン株式会社▽スパークジャパン株式会社▽株式会社クリエート▽アクティヴ情報システム株式会社。