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電気は三桜電気、空調は富士建 県体育館サブアリーナ

 宮崎県は9月30日、条件付一般競争で「新宮崎県体育館建設電気工事(1期)」及び「新宮崎県体育館建設空調工事(1期)」の入札を執行。その結果、電気工事は三桜電気工業が3億8680万円、空調工事は富士建工業が3億8171万円で落札した。同日に入札を行った管工事は、10月7日時点で結果公表に至っていない。

 本県開催の国民スポーツ大会及び全国障害者スポーツ大会に向けて、延岡市民体育館を解体し、跡地に新体育館を建設する。既存体育館の解体工事やサブアリーナ・メインアリーナ建設に係る建築主体工事は、清水・都北・内山特定建設工事共同企業体が担当する。

 新設する体育館の全体規模は、低層部がRC造、屋根部がS造と木造、階数は地上2階建、延床面積は1万2998m2。当該工事では、このうちサブアリーナ(施工部分床面積5223m2)の電気工事、空調工事を施工する。工期はいずれも2023年5月2日まで。メインアリーナの設備工事は、2期工事として別途発注する。

 30日に施工体制評価型総合評価落札方式(特別簡易型)で行った電気工事の入札には、三桜電気工業、九電工、電工社、旭進興業、九南の5社が応札。予定価格は4億0244万1000円、調査基準価格は3億7024万8841円、失格基準価格は3億5012万3670円だった。

 同じく施工体制評価型総合評価落札方式(特別簡易型)で行った電気工事の入札には、富士建工業、宮崎南菱冷熱、池上冷熱、平原設備、江坂設備工業、四季設備の6社が応札。予定価格は4億1196万9000円、調査基準価格は3億7903万3110円、失格基準価格は3億5841万3030円だった。