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新会長に上杉徹氏を選出 宮崎県防水業協会

 宮崎県防水業協会(今村正博会長)は10月23日、2021年度の「通常総会」を開催した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、総会はWeb会議システムを通じて開催。21年度事業報告及び収支決算、22年度事業計画案及び収支予算案を原案どおり承認。任期満了に伴う役員改選では、新会長に上杉徹氏を選出した。

 挨拶で今村会長は、会員の協力により第14期の総会を開催できたことに感謝の意を示す一方、新型コロナウイルス感染症の影響で、観光や飲食など業種によっては廃業・倒産に追い込まれた企業もあり、今後、第6波の可能性が懸念されることに言及した。

 今村会長は続けて、「これ以外にも異常気象による長雨・大雨、慢性的な人手不足など、我々の業界を苦しめる問題が山積している。今総会で新体制に代わるが、今まで以上に協会員の協力体制を強固にし、これらの問題を打破していこう」と呼び掛けた。

 議長に山光孝憲氏を選出して行われた議案審議では、21年度事業及び収支決算報告、定期役員改選案、22年度事業計画案及び収支予算案などの各議案について慎重に審議を行い、いずれも承認された。

 22年度の事業計画に関しては、協会内に設けている各委員会が中心となり、会員拡大や宮崎県及び各市町村への営業活動、技能検定トライアル及び技術研修会、奉仕活動及び安全パトロールの実施、福利厚生事業などを推進していくことを確認した。

 任期満了に伴う役員改選では、新会長に上杉徹氏(東九ファスニング)を選出。副会長に佐藤綾彦氏(株式会社佐藤技研)、理事に内村聖一氏(向陽化工株式会社)を選出した。