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高齢者宅で設備点検等奉仕活動 延岡電気工事業協同組合

      

▲写真は作業の参加者、作業の模様

 延岡電気工事業協同組合(工藤定信理事長)と延岡地区電気設備保守センター(橋倉富雄センター長)は10月16日、高齢者住宅を対象とした「電気設備無料点検」奉仕活動を延岡市北方地区で実施した。作業には両団体の加盟企業から12社15人の技術者が参加し、家屋の電気設備の点検・清掃作業に汗を流した。

 両団体に於ける地域貢献活動の一環として、延岡電気工事業協同組合の青年部が主体となり、延岡市内の各地区で取り組んでいるもの。32回目を数える今年度の活動は、延岡市の北方地区で高齢者住宅9戸を対象に行った。

 開始式で、組合青年部の中谷洋行部長が安全第一の作業を呼び掛けたのち、作業内容や注意事項を確認。参加者は4班に分かれて高齢者宅に移動した。

 訪問先では、漏電調査や分電盤内端子増締、器具の清掃作業等に取り組んだ。家主は、「電気系統のことは分からないので、点検していただき安心した。足が悪いので電球の交換や清掃などは難しい。皆さんに来ていただき助かった」と感謝の言葉を述べた。作業で使用された電設資材は、米良電機産業が無償で提供した。

 中谷部長は「訪問先の皆様から喜んでいただいている。昨年はコロナの影響で実施できなかったが、今後も状況に応じて活動を続けていきたい」と話した。奉仕作業の参加企業は次のとおり=▽内田電設▽かたかべ電気▽岸田電業▽旭進興業▽黒木電業社▽修電舎▽昭栄電業▽西南電気▽中城電設▽中谷電気▽橋倉電気▽三桜電設。