宮崎県は１０月８日、条件付一般競争で「新宮崎県陸上競技場建設主体工事(２工区)」及び「新宮崎県陸上競技場建設電気工事」の入札を執行。その結果、主体工事２工区は増田・上田・戸髙特定建設工事共同企業体が１６億５７５５万円、電気工事は三桜電工・小田電業・電工社特定建設工事共同企業体が１２億円でそれぞれ落札した。
２０２７年に本県で開催される国民スポーツ大会等に向けて、都城市山之口町のの山之口運動公園に第一種公認の陸上競技場を建設する。
新たに整備する陸上競技場の規模は、構造がＲＣ造(屋根部分Ｓ造)、階数が地上４階建、延床面積が２万２８０９m2。メインスタンド及びバックスタンドの座席数は１万１５００席程度、サイドスタンドの芝生席は３５００席程度とする。別途整備する投てき練習場や補助競技場、各種広場等を含む概算工事費は約２１４億円。
建設主体工事の１工区では、メインスタンド及びサイドスタンド(ＲＣ造一部Ｓ造、地上４階建、施工部分床面積１万７６８８m2)の建築工事及び附帯工事を施工する。同じく２工区では、バックスタンド(ＲＣ造一部Ｓ造、地上２階建、施工部分床面積５１２１m2)の建築工事及び附帯工事を施工する。工期は２４年１２月１３日まで。
主体工事２工区(予定価格１８億０００９万４０００円)の入札には、増田・上田・戸髙特定ＪＶ、坂下・丸宮・志多特定ＪＶ、吉原・桜木・内枦保特定ＪＶの３者が応札。電気工事(同１２億９９６１万５０００円)の入札には、三桜電工・小田電業・電工社特定ＪＶと九南・西南・九州電通特定ＪＶが応札した。金額はいずれも税抜。