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10月25日にJA・AZMで開催 コンクリ関連技術者研修

 宮崎県生コンクリート工業組合は、10月25日に宮崎市のJA・AZM本館大ホールで2021年度「コンクリート関連技術者研修会」を開催する。宮崎県建設業協会や宮崎県土木施工管理技士会、宮崎県建築協会、宮崎県測量設計業協会が共催し、国土交通省九州地方整備局宮崎河川国道事務所と宮崎県が後援する。

 コンクリートの製造や設計・施工、発注など各分野における技術者等の共通認識と相互理解を深めることを目的として、毎年開催しているもの。受講対象者は、建設業及び行政の技術系職員、生コンクリート関係技術者などとする。技士会CPDS、建築士会CPD、設計CPDの認定研修となる。

 午前の研修では、宮崎県環境森林部・農政水産部・県土整備部共管工事検査課の山下修工事検査専門員が、工事検査について説明。また、宮崎労働局労働基準部健康安全課の木村剛地方産業安全専門官が、労働災害の現状と防止対策について解説する。

 午後からは、熊本大学大学院先端科学研究部社会基盤環境部防災建築分野の尾上幸造准教授が「コンクリート分野における低炭素化技術の最新動向」を紹介。

 このほか、宮崎河川国道事務所総括地域防災調整官の平原由夫氏が「大淀川における防災・減災の取り組み」、宮崎大学名誉教授で宮崎コンクリート研究所の中澤隆雄所長が「コンクリートの温度ひび割れ」について講演する。

 時間は9時30分から16時まで。募集定員は約250人。受講料は一般が4000円、共催関係会員が3000円。受講希望者は、ホームページ等でダウンロードできる所定の申込書に必要事項を記入し、10月18日までに事務局へFAXで申し込む。

 詳細は宮崎県生コンクリート工業組合のホームページを参照。問い合わせ及び申し込み先は事務局(電話0985-24-7025、FAX0985-24-7054)。