建設ネット企画画像 四角 四角

エネルギーマネジメント、3社と実証実験開始 国富町

 国富町は、出光興産株式会社(木藤俊一代表取締役社長)、日本ユニシス株式会社(平岡昭良代表取締役社長)、株式会社スマートドライブ(北川烈代表取締役)と共同で、エネルギーマネジメント実証実験を開始したと発表した。国富町役場に太陽光発電システムや蓄電池、EV充放電器、EV充電器、EV(公用車)からなるリソース群のほか、車両管理システムやエネルギーマネジメントシステムを導入する。

 実証実験では、出光興産と日本ユニシスが出光興産の100%子会社であるソーラーフロンティア株式会社国富工場に於いて基礎検証を行ったエネルギーマネジメントシステムを活用し、国富町の協力のもと、町役場における日々の電力とモビリティ利用に実証機器の充放電制御スケジュールを最適化する検証を行う。

 実証内容は、①車両の予約情報と走行データを活用したEV稼働状態予測に基づく充放電計画の最適化②太陽光発電、EV及び蓄電池等の分散型電源の特性を踏まえた複合制御による電力のピークカット③停電時の電力供給を考慮した蓄電池・EVの充電残量制御④EV導入と太陽光発電システムからの電力供給によるCO2排出削減⑤EVシフトを見据えた車両の移動データと電力データの統合可視化―など。

 国富町が実証フィールドとして役場を提供し、出光興産は事業モデルの検討や機器構成を含むシステム全体検討、各種リソースの提供、充放電計画の作成、蓄電池・EV等の充放電遠隔制御、CO2排出削減量評価を実施。

 日本ユニシスは、、リソース情報の取得及び制御や電力需要・太陽光発電・EV稼働状態予測、充放電計画の作成を行うシステムを提供する。スマートドライブは、車両予約情報や車両移動情報、電力情報の取得・統合・可視化のためのシステムを提供する。

 実証期間は21年10月1日~23年3月31日。出光興産、日本ユニシス、スマートドライブの3社は、実証実験で得た知見をもとに、今回構築したシステムを活用して自治体への再生可能エネルギーの導入とモビリティの電動化によるエネルギーの脱炭素化促進、災害時のレジリエンス向上に資するサービスの構築を目指す。