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国道沿線の景観向上へ奉仕活動 宮崎県造園緑地協会

      

▲写真は作業の模様

 一般社団法人宮崎県造園緑地協会(松浦龍次郎会長)は、国道220号線の宮崎南バイパス沿で2021年度の奉仕活動を実施した。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、今年度の活動は参加人数を抑え、青年部のメンバーを中心に実施。参加者は、作業場所の草刈りや耕転、はな菜の播種に汗を流した。

 奉仕活動は、バイパスを通行するドライバーや歩行者、近隣住民に潤いと安らぎを与える癒しの空間づくりを目的に、協会の緑化啓発事業の一環として取り組んでいるもの。春夏秋冬、花を楽しみながら観光地や地域の文化に触れる「花旅みやざき365」にも貢献するなど、関係者から大いに喜ばれている。

 20年以上にわたる協会の取り組みは各方面から高く評価され、17年度には「第1回美しい宮崎づくり知事表彰」の特別賞を受賞した。

 今年の作業は10月5日~7日に実施。バイパス沿いの作業区間に於いて草刈りを行い、耕転やはな菜の播種を行った。協会理事の濵砂健三氏は、「コロナ禍で暗い話題が多い中、少しでも明るくなれる環境づくりに貢献できれば幸い。咲き誇る綺麗な花々で、県内外から訪れる人達を迎えたい」と期待を込めた。

 今回の作業で播種したはな菜は、例年、プロ野球チームがキャンプインする来年2月にも見ごろを迎えるという。