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吉原建設と協力業者 第48回「安全推進大会」を開催

      

▲写真は挨拶する吉原社長、大会、表彰式の模様

 吉原建設株式会社(吉原政秀代表取締役社長)と協力業者による「第48回安全推進大会」が、9月30日に開催された。新型コロナウイルス感染防止のため、前年度に続いて規模を縮小し、都城本店と宮崎本社、日向・福岡支店をオンラインで繋ぐリモート形式で開催。参加者は大会を通じて、安心・安全な職場づくりに努めていくことを誓った。

 このうち都城本店では、同社の社員と安全表彰を受賞した協力業者の社員が参加。大会会長として挨拶に立った吉原社長は、一人ひとりが安全を最優先しながら、組織・チームとして安全に取り組む気運を高めるという大会の目的を説明し、今年度の安全表彰の受賞者に対して「今後も労働災害防止のリーダーとして活躍して」と期待を込めた。

 県内でも感染拡大が収束しつつある新型コロナウイルスに関しては、冬場にかけて更なる警戒が必要とした上で、感染リスクが高まる三密を回避するため、計画的な換気やマスクの着用といった基本的な対策を講じてもらうよう呼び掛けた。合わせて、健康経営の実践に向けて、運動・睡眠・食事を通じた健康管理に留意してもらうよう求めた。

 また、今年度の全国安全週間のスローガンに掲げられた「持続可能な安全管理」の実現に向けて、未来の危険を効率的に取り除く「リスクアセスメント」を正しく理解・運用してもらうよう協力を要請。自分と仲間の命を守り、来年の安全大会を無事故・無災害で迎えられるよう、更なる安全衛生対策の実践を呼び掛け、挨拶を締めくくった。

 各会場ごとに行われた表彰式では、現場代理人や職長として優れた安全衛生活動に取り組んだ同社社員10人と協力業者の社員11人の氏名と受賞現場を紹介。受賞者の努力と功績を称え、表彰状と記念品が贈られた。

 都城本店で受賞者を代表して謝辞を述べた同社土木部の西元昌寛氏は、「今回の受賞は会長及び社長をはじめ、上司・同僚・後輩・協力会社のご指導・ご協力のおかげ。受賞を契機に、今後も人命尊重の基本理念に従い、安全と健康を最優先し、今日の厳しい社会情勢に勝ち残れるよう、なお一層努力していきたい」と意気込みを語った。

*表彰受賞者は次のとおり(敬称略)
▽社員表彰=門松隆二(都城本店建築部)、吉川和広(前同)、坂元正和(都城本店土木部)、黒木斉孝(前同)、西元昌寛(前同)、中西義人(前同)、小川秀治(都城本店舗装部)、帖佐直樹(前同)、内八重勇(宮崎本社建築部)、柳迫輝利(福岡支店建築部)
▽協力業者表彰=谷口友拡(シンコー(株))、稲留一行(タカラ建材(株))、東真一郎((有)大西工業)、片山修一((株)コーソク)、大部薗誠((株)下村建設)、中津正人(前同)、新森健一((有)竹辰組)、小野田太三((株)暁建業)、森木雅博((株)キング)、村川伸吾((株)三紘)、津守浩光(岩切商事(株))。