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汚水処理普及率の目標値を修正 第3次生活排水対策計画

 宮崎県は、先に公表していた「第3次宮崎県生活排水対策総合基本計画」の素案に関して、1月15日時点で一部内容を訂正した。2030年度までに95.1%に引き上げるとしていた汚水処理人口普及率について、「95.0%」に修正した。

 生活排水対策総合基本計画は、県の生活排水対策の方向性を示すとともに、市町村が生活排水処理施設の整備や維持管理、住民への啓発活動等を実施するにあたり、相互に連携してより効果的・効率的な事業の推進を図るための指針となるもの。

 次期計画の期間は2021~30年度までの10年間。公共下水道や農業集落排水施設、合併処理浄化槽の整備促進を図り、30年度までに生活排水処理率を91.8%、汚水処理人口普及率を95.0%にそれぞれ引き上げることを目指している。

 基本計画の素案はホームページ等で公開し、1月27日まで素案に対する意見を募集している。意見書の提出先は、環境森林部環境管理課水保全対策担当。