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工事成績評定、コロナ対応で弾力運用 公共三部

 宮崎県公共三部は9月4日、新型コロナウイルス感染症に係る工事成績評定要領の弾力的な取り扱いをまとめた。新型コロナ感染防止対策として、災害防止協議会や安全教育等の実施時期の調整等を実施した場合に、成績評定で評価できるとした。

 宮崎県工事成績評定要領では、考査項目別運用表の安全対策に於いて、「災害防止協議会(工事安全協議会)等を1回/月以上行っている」「安全教育及び安全訓練等を半日/月以上実施している」を評価項目としている。

 通知では、新型コロナ感染拡大防止対策として、関係者を集めて協議会や訓練を実施することが適正ではないと判断される場合、協議会等の実施時期の調整や参加者を分割して協議会等を実施した場合等においても、成績評定で評価できるとした。

 また、新型コロナ感染症の影響により、受注者の申し出による工事の一時中止を実施、または工程の遅延が発生した場合でも、工事請負契約書に基づき適切に対応しており、工事成績評定において不利に扱うことのないようにすることとした。

発表資料