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廃棄物の不法投棄防止を訴え 資源循環協会がキャンペーン

            

▲写真はキャンペーンの模様

 一般社団法人宮崎県産業資源循環協会(田村努会長)は、9月24日から10月1日まで展開されている環境衛生週間に合わせて、9月24日と25日に「不法投棄防止啓発キャンペーン」を行った。垂幕を掲示した会員企業の車両が各支部管内を巡回し、往来する車両や通行者等に廃棄物の不法投棄防止を広く訴えた。

 協会では例年、環境衛生週間に合わせて、県央・県南・県西・県北の各支部で不法投棄されたゴミの撤去・清掃や車両による広報活動、排出事業者への訪問、県民へのリーフレット配布といったキャンペーンを行っている。今年度は、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策として、車両による広報活動のみを行った。

 24日に県央支部で行われたキャンペーンには、早朝から同支部の役員や会員企業の職員が高鍋保健所に集合。キャンペーンの意義や目的を確認したのち、先導車両が音声で廃棄物の不法投棄防止を呼び掛け、後続車両に「STOP!不法投棄」と書かれた垂幕を掲出して、高鍋町~新富町の市街地などを巡回した。

 県央支部の山下栄支部長は、循環型社会の構築を推進するため、行政や関係団体、県民が一体となった取り組みが必要であることを強調。新型コロナの影響で家庭ごみの排出方法にも配慮が必要となっていることなどを踏まえ、「キャンペーンを通じてリサイクルの重要性や廃棄物の適正処理を広く周知していきい」と話した。