▲写真はセミナーの模様
一般社団法人宮崎県警備業協会は9月19日、宮崎市の宮崎県技能検定センターで「交通誘導警備業務2級特別講習事前セミナー」を開催した。県内各地から警備業従事者53人が参加し、交通誘導警備に必要な関係法規や基本動作等を熱心に学んだ。
交通誘導警備業務2級検定は、工事現場等で交通事故の発生を警戒・防止する業務を実施するために必要な知識と能力を問うもの。昨年10月に行われた特別講習では、受講者55人中30人(55%)が合格するなど、大きな成果を上げている。
19日に行われたセミナーでは、全員がマウスシールドや手袋を着用し、受講生を二教場に分けるなど、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を徹底。
その上で、交通誘導警備に必要な基本動作や素手による後進誘導要領、二次災害防止要領、負傷者の搬送要領、大旗による車両誘導要領等について指導が行われた。受講者は、指導されたことを体に叩き込むように、一連の動作を確認しながら繰り返した。
主任講師の佐野正幸氏(KBサービス)は、「新型コロナウイルスの影響で中止となったセミナーもある中で、事前の綿密な感染予防対策により、今回のセミナーがスムーズに開催できた。関係者の皆様の多大なる尽力に感謝している」と話した。