宮崎県は9月1日、2020年度公共事業の発注見通しを公表した。公共三部が1日時点で発注を予定する全案件数は、建設工事が862件、業務委託が351件の合計1213件。このうち、前回公表から追加・変更・取り止め等の見直しを行った案件は、建設工事429件、業務委託180件の合計609件となった。
部局別の見直し案件数は、県土整備部が工事349件と業務150件、農政水産部が工事64件と業務27件、環境森林部が工事16件と業務3件。このうち、新たに追加した案件数は、県土整備部が工事99件と業務77件、農政水産部が工事2件と業務9件、環境森林部が工事2件と業務1件だった。
建設工事では、日南土木事務所の日南高岡線恵良橋橋梁補修工事、延岡土木事務所の祝子川宇和田地区堤防漏水対策工事、西都土木事務所の杉安橋水位観測局更新工事、北部港湾事務所の白浜地区16号岸壁基礎工事、漁村振興課の日向灘沿岸漁場魚礁製作設置工事[いずれも第2四半期]などを追加。
業務委託では、宮崎土木事務所の県道宮崎田野線桜町工区道路概略・予備設計業務、小林土木事務所の国道268号野尻工区ゆずり車線予備設計業務、高鍋土木事務所の尾鈴川南停車場線唐瀬工区用地測量業務、中部港湾事務所のみやざき臨海公園ビーチハウス及び休憩棟改修工事設計業務[いずれも第2四半期]などを追加した。