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交流拠点整備で都市計画用途地域を見直し 三股町

 五本松団地跡地を活用した交流拠点施設の整備計画を進める三股町は、跡地周辺において、都市計画法に基づく用途地域の新規指定及び変更を2021年4月頃に行う予定でいる。町内の交通拠点や行政拠点、文化拠点、交流拠点を結ぶように建物の立地を誘導し、まちの中心部に賑わいをつくり出すための仕組みを構築する。

 対象区域は、五本松団地跡地や総合福祉センター、文化会館、町立図書館を含むエリア。武道体育館周辺は対象外とする。当該エリアを6つに分けて、第一種低層住居専用地域→第二種住居地域、第一種住居地域→第二種住居地域などの変更のほか、第一種住居地域、第二種住居地域、第一種低層住居専用地域の新規指定を行う。

 用途地域を新規指定する地域に於いては、土地利用に規制がかかることになるため、店舗や工場等の建築ができなくなるほか、増改築や建替え等を行う場合に各種制限がかかる場合がある。一方で、用途地域の変更を行う区域は建築制限の緩和となるため、これまで建築できなかった建築物が建築できるようになる。

 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、対象地域の住民を対象とした説明会は開催せず、希望者を対象とした事前予約制の個別相談会を10月1日~4日に開催する。場所は三股町役場4階第二会議室で、時間は1組あたり30分程度。希望者は9月30日までに電話やFAX、メールで申し込む。

 用途地域の見直しを行う区域等はホームページで確認できる。相談会の申し込み及び問い合わせ先は、三股町企画商工課五本松交流拠点施設推進室(〒889-1995三股町五本松1番地1、電話0986-52-1120、FAX0986-52-4944、メールsuisin-k@town.mimata.lg.jp)。