▲写真は挨拶する古澤理事長、出発式、作業の模様
宮崎管工事協同組合(古澤雄二理事長)は9月12日、宮崎市の大淀川河川敷で2020年度の清掃ボランティアを実施した。作業には、組合に所属する企業から約120人が参加。大淀川の堤防や斜面、河川敷に落ちていたゴミを拾い集めた。
組合ではこれまで、毎年9月10日の「下水道の日」に合わせて、下水道健康診断ボランティアを実施。排水設備の専門技術者が市内に居住する高齢者宅等を訪問し、設備の無料点検や清掃等を行っていたが、適切な排水設備の維持管理に関する周知がある程度進んだことから、今年度は河川敷の清掃ボランティアに取り組んだ。
出発式で挨拶に立った古澤理事長は、マイクロプラスチックが河川や海に流れ込み、多様な生物に影響を与えていることや、新型コロナウイルス感染症の感染防止のために着用していたマスクが路上等に捨てられていることに言及。
今回の活動が、環境保全に対する組合員の意識を高め、良好な水資源の保持に寄与する活動であることを強調するとともに、車両や歩行者の通行の妨げにならないよう、安全第一で作業に取り組んでもらうよう呼び掛けた。
作業に際しては、検温や手指の消毒、マスクの着用といった新型コロナウイルス感染防止対策を徹底。作業上の注意事項を確認した後、参加者は2手に別れて作業を開始した。高松橋高架付近から宮崎大橋下流と橘橋上流に向けてそれぞれ出発し、堤防上や斜面、河川敷に落ちていたゴミを分別しながら丁寧に拾い集めた。