帝国データバンクがまとめた全国企業倒産集計によると、8月の建設業の倒産件数は前年同月比7.0%増の107件となり、4カ月ぶりに増加した。総合工事業の倒産件数は前年同月を下回ったものの、職別工事業・設備工事業の倒産件数が増加した。
業種別の倒産件数は、総合工事業が40件(14.9%減)、職別工事業が44件(12.8%増)、設備工事業が23件(64.3%増)だった。
全産業の倒産件数は、2.1%減の655件で3カ月ぶりに減少。負債総額は17.1%減の694億1700万円となり、2000年以降で2番目の低水準となった。