宮崎県は、２０１９年度の林内路網統計をまとめた。１９年度の林道開設延長は７０９５ｍで、１９年度末時点の林道密度は６．５ｍ／㌶。同じく森林作業道開設延長は６万０９９６ｍで、１９年度末時点の林内路網密度は３８．７ｍ／㌶となった。１９年度の林道舗装新設延長は１万２４４９ｍで、１９年度末時点の林道舗装率６２．２％。
１９年度末時点に於ける県内の民有林面積は約４０万７０００㌶。林道の現況延長は２６５１㎞、国県道・市町村道・国有林林道・農道等を含む公道等の現況延長は４９１４㎞となっている。今後の計画林道延長は１２５５㎞。現況延長に計画林道延長を加えた目標林内道路の延長は８８１９㎞で、１９年度時点の進捗度は８５．５％となった。
森林計画区別の民有林林内道路の現況は以下のとおり(①林道現況延長②公道等現況延長③今後の計画林道④目標に対する進捗度、単位＝㎞・％)
▽五ヶ瀬川計画区(民有林面積１１万２４１５㌶)＝①９０１㎞②１１６３㎞③１５３㎞④９３．１％
▽耳川計画区(民有林面積１３万１７４３㌶)＝①１０３１㎞②１３７５㎞③７７４㎞④７５．７％
▽一ツ瀬川計画区(民有林面積５万７０２３㌶)＝①２７４㎞②４６１㎞③１３９㎞④８４．１％
▽大淀川計画区(民有林面積７万０３７１㌶)＝①２９１㎞②１２０９㎞③９９㎞④９３．８％
▽広渡川計画区(民有林面積３万５４４８㌶)＝①１５４㎞②７０５㎞③９０㎞④９０．５％。
《林内路網統計》