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建築主体は杉本・協栄JVが落札 細島小学校改築事業

 日向市は8月4日、条件付一般競争で「細島小学校改築事業建築主体工事」の入札を参加4者で執行し、杉本・協栄特定JVが6億5700万円で落札した。予定価格は6億6760万円、最低制限価格は6億1296万3000円だった(いずれも税抜)。

 学校教育環境及び地域防災力の向上を図るため、老朽化した細島小学校の校舎改築と合わせて、細島公民館と細島地区コミュニティーセンターの機能を集約した複合施設を敷地内に建設する。当該工事では施設整備に係る建築主体工事などを施工する。

 複合施設の建築規模は、RC造2階建延べ2835m2(1階床面積1593m2・2階床面積1242m2)。建設場所は日向市細島593番地1で、工期は2021年8月10日まで。施設整備に係る建築設計は本田設計、設備設計は産研設計が担当した。

 1階には、校長室や職員室、保健室、事務室、教室、少人数教室、特別支援教室のほか、公民館機能として事務所や会議室、図書室、家庭科室などを配置。2階には、教室3室や音楽室、理科室、図工室のほか、大会議室やバルコニーを配置する。

 日向市の発注見通し(7月時点)によると、複合施設建設に係る電気設備工事や給排水衛生設備工事、空調換気設備工事は、第2四半期に同じく条件付一般競争で発注する予定でいる。