建設ネット企画画像 四角 四角

双子キャンプ村再編、建築設計は那須設計 西米良村

 西米良村は7月28日、「双子キャンプ場施設設計委託業務」の入札を那須設計、AAO、メイ建築研究所宮崎、野添設計、柴設計の指名5社で執行し、那須設計が737万円で落札した。税抜の予定価格は1667万円。宿泊施設を核とした村の活性化促進とインバウンド対応として、双子キャンプ村(大字村所)を再編する。

 再編計画では、双子キャンプ村への進入路及び駐車場の改修や敷地造成のほか、老朽化しているコテージ4棟の解体、管理事務所を兼ねた食事処の新設、2階建の建物2棟(各8部屋)と平屋建の建物2棟(各2部屋)の新設などを行う予定でいる。当該業務では、既存コテージの解体や建物新設に係る建築設計業務を委託する。

 西米良村は20年度当初予算の中で、新たな観光交流拠点の整備に係る費用として7263万円を計上。発注見通しでは、第2四半期に管理棟及び民話館の解体工事、第3四半期に井戸掘削工事と敷地造成工事の入札を予定する。現時点の計画では、21年度に造成工事や進入路工事、22年度に新設建物の建設工事を行う方針。