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第5期拡張工事の竣工式を開催 宮崎市の三高テクノ工場

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▲写真は挨拶する米良社長、竣工式の模様

 株式会社共立電機製作所(米良充典社長)と株式会社共立電照(船ケ山保幸社長)は8月1日、三高テクノ工場第5期工事の竣工式を開催し、全面操業を開始する。2013年に本社工場を現在の宮崎ハイテク工業団地に移転して以来、主力の配電盤製造ラインや省エネルギー関連製品の生産能力を引き上げながら、製缶や溶接などの業務に従事する社員の職場環境の改善を目的に、今回の第5期拡張工事に至った。

 新しい工場棟は、塗装工場の西側に連結する形で拡張し、今後、一体的に操業を行う。新工場の増設面積は鉄骨造966・57m2。投資額は約4億円。本県を中心に売上げ全体の約8割を首都圏で計上している両社は、新工場稼働後の22年4月に80億円の売り上げを計画。また、今後4年間で60人を段階的に新規雇用し、350~400人体制を目指していく。

 企業立地型で開園した「さんこうこどもえん」が位置する工場西側の外壁には、園児が描いた絵を横40m、縦3mに拡大展示しているが、新工場棟の西側外壁にも同様に園児の絵を拡大展示していく。

 当日、竣工式には関係者30人が出席。米良充典社長は「社業を今後も前進させ、県や市、地域の方々と末永くお付き合いをしていきたい。皆様に愛される企業を目指し、全社員一丸となって邁進していく。現在、災禍が続いているが、被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧・復興を共に成し遂げていきたい」と挨拶した。