国土交通省と関係各省で組織する自転車活用推進本部は、自転車通勤を積極的に推進する初の宣言企業に、日向市の旭建設株式会社をはじめとする２４社・団体を認定した。各社・団体の取り組み状況を踏まえ、２０２０年度末に優良企業を認定する。
企業活動における自転車通勤や業務利用を拡大するため、自転車活用推進本部は今年４月に「自転車通勤推進企業宣言プロジェクト」を創設。自転車通勤を積極的に推進する宣言企業を広く募集し、推進本部長(国土交通大臣)が宣言企業を認定する。
宣言企業の認定要件は、①従業員用駐輪場を確保②交通安全教育を年１回実施③自転車損害賠償責任保険等への加入義務化―を満たす企業や団体。宣言企業は、自転車活用推進官民連携協議会のホームページで紹介し、自社で認定ロゴマークを使用できる。
また、自転車通勤者が１００人以上、または全従業員の２割以上を占め、先進的な取り組みを行う宣言企業の中から、独自の積極的な取組や地域性を総合的に勘案し、特に優れた企業・団体を優良企業として認定し、取り組みをホームページで紹介する。
宣言プロジェクトの詳細や自転車通勤導入に関する手引きは、自転車活用推進官民連携協議会のホームページで確認できる。
宣言企業の認定企業・団体は次のとおり▽旭建設(宮崎県)▽イーチャリティ(神奈川県)▽ＯｐｅｎＳｔｒｅｅｔ(東京都)▽サンサイクルシステム(埼玉県)▽重松建設(愛媛県)▽静岡県▽自転車活用推進研究会(東京都)▽シマノ(大阪府)▽シマノセールス(大阪府)▽杉原設計事務所(東京都)▽茅ヶ崎市(神奈川県)▽トレック・ジャパン(兵庫県)▽中西化工(大阪府)▽日本海コンサルタント(石川県)▽日本自転車普及協会(東京都)▽日本電子(東京都)▽はてな(東京都)▽パナレーサー(兵庫県)▽ブリヂストンサイクル(埼玉県)▽ペガサス馬場記念病院(大阪府)▽ホダカ(埼玉県)▽楽天(東京都)▽ワイ・インターナショナル(東京都)▽和泊町(鹿児島県)。