公募型プロポーザル方式で「都市公園スポーツ施設整備事業小林総合運動公園市営陸上競技場改修工事」の事業者選定手続きを進めている小林市は、受託候補者に長谷川体育施設株式会社九州支店を特定した。日本陸上競技連盟第3種公認陸上競技場として公認されるため、既存施設の改修に係る設計及び施工を一括発注する。
当該事業では、日本陸連の第3種公認やメンテナンス時の応急対応といった諸条件を鑑み、①全天候舗装(トラック、Bゾーン、跳躍走路)の改修②下地アスファルトの改修③トラックレーンの沈下解消(付帯構造物を含む)④Aゾーン投てきエリアの改修⑤既設人工芝(競技エリア外)の改修―に係る実施設計及び施工を行う。
工事に使用される材料やメンテナンス及び保証、専門技術の適正、経験実績、見積価格の適正、企業提案等を総合的に審査・評価を行い、当該工事に最も適した事業者を選定するため、公募型プロポーザル方式を採用する。履行期間は契約締結日から2021年3月25日まで。税込の予算額は3億0986万2000円とする。
市は7月13日、公募型プロポーザル方式で事業者の選定手続きを開始。陸上競技場改修に係る業務遂行能力を有することなどを要件に参加者を募り、副市長や幹部職員、関連団体の代表らで組織する選定委員会が各者の提案内容を審査して、最優秀提案者(受託候補者)を特定した。次点の優秀提案者は美津濃株式会社。