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9月補正予算案に工事費を計上 小戸保育所整備事業

 宮崎市は、8月24日に開会する市議会9月定例会に提出する2020年度補正予算案に、小戸保育所整備事業費の一部として1億2700万円を盛り込んだ。安全安心な保育環境を確保し、待機児童の解消を図るとともに、多様な保育ニーズに対応するため、老朽化している小戸保育所の園舎を隣接する敷地に建て替える。

 市内に5カ所ある公立保育所のうち、経年に伴う施設や設備の老朽化が著しい小戸保育所の園舎を建て替える。既存の小戸保育所を稼動させながら、隣接する旧小戸母子生活支援施設跡地に新園舎を建設する。新園舎の規模はRC造2階建延べ1080m2。施設内には保育室や調理室、医務室、相談室、ランチルーム等を備える。

 本体着工に向けて、市は9月補正予算案に構造計算適合性判定費(26万円)のほか、建設工事に係る継続費の一部として1億2674万円を盛り込んだ。21年度に残る継続費(3億1845万円)を支出する。事業スケジュールによると、20年度~21年度に本体建設工事や外構工事を行い、22年度に供用開始する予定でいる。