国土交通省は、建設現場の生産性向上に先進的に取り組んだ企業を表彰する「i-Construction大賞」で、2020年度の公募を開始した。今回の公募は、民間発注者から受注した工事・業務において「新技術の実装」「研究開発」「ベンチャー企業との連携」に取り組んだ元請け・下請けが対象。応募の締め切りは9月30日。
i-Construction大賞は、18年度から民間の工事・業務にも門戸を広げており、今回は民間工事と民間の設計業務などの受注者に限定して応募を受け付ける。国交省や地方自治体が発注した公共事業は、発注者からの推薦が必要になるため、今回の募集の対象とはしない。
受賞の対象となるのは19年度の民間工事・業務での取り組み。国交省が設置したi-Construction推進コンソーシアムの会員であることが応募の要件となる。