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コロナ感染防止、宮崎県に次亜塩素酸水寄贈 宮崎綜合警備

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▲写真は挨拶する齊藤社長、贈呈式の模様

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に役立ててもらおうと、宮崎市の宮崎綜合警備株式会社(齊藤総一郎代表取締役社長)は、手指の除菌等に活用できる次亜塩素酸水を宮崎県に寄贈した。11日に齊藤社長が県庁を訪ね、河野俊嗣知事に500㍉㍑のボトル200本と詰替用(20㍑)100箱の目録を手渡した。

 贈呈式で齊藤社長は、新型コロナウイルスの感染拡大防止に尽力している関係者に敬意を表するとともに、「一刻も早くこの厳しい状況を克服し、県民の皆様が安心した日常生活を取り戻せるよう心から願っている」「必ずや今までの蓄積を糧に、この危機を絶対に乗り越えていけることと確信している」と話した。

 一方で、会社として「将来の持続的成長に向けた布石を打ち、厳しい環境下でも守るべきものをしっかりと見つめ、この危機を変革の契機と捉えて、積極的なイノベーションにより経済価値と社会価値の双方を高め、社会から必要とされる持続的な企業価値向上を目指していく」と意気込みを語った。

 これに対して河野知事は、「寄贈していただいた次亜塩素酸水をしっかりと有効活用して、感染拡大防止に努めていきたい」と述べた。次亜塩素酸水は、多くの県民が利用する庁内のパスポートの申請窓口や県民室などのほか、同社の意向を踏まえ、社会福祉協議会や公共交通機関等でも活用する予定でいる。