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県管理道路で路肩決壊等発生 一部で応急工事を実施

 宮崎県は、7月3日からの大雨による県内の被害状況(7月7日21時時点)を公表した。住家被害では、日南市酒谷地区で床下浸水1棟、串間市大矢取で被害1棟(調査中)が発生。また、日南市や都城市、西米良村、木城町等の県管理道路で路肩決壊等が生じており、7日21時時点で17路線22区間の通行止めを実施している。

 県管理道路では、西米良村板谷の国道219号や木城町石河内の県道22号東郷西都線(鵜懐橋~鈴音トンネル)、西都市上揚の県道39号西都南郷線、えびの市浦の県道403号えびの高原京町線、都城市安久町の国道222号、都城市の今町ICから五十町ICに向かう県道12号都城東環状線で路肩決壊が発生した。

 また、西米良村上米良の県道316号小川越野尾線(仲入橋~終点)で舗装剥がれ、日南市北郷町大字北河内~吉野方の県道432号元狩倉日南線で崩土が発生している。

 このうち、西米良村板谷では国道及び村道の路肩崩壊が発生し、二級河川一ツ瀬川水系板谷川に架かる村道八重公民館2号線の橋梁取付け部などが被災。八重地区や吐合地区で孤立集落が生じている。県は、国道219号の県境~合崎橋(約9㌔)を全面通行止にし、7日時点で大型土のうによる応急工事を施工している。

県管理道路通行止箇所