▲写真は贈呈式の模様
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に役立ててもらおうと、宮崎安全施設事業協同組合(山内繁樹理事長)は、宮崎市に簡易ビニールエプロン1000枚を寄贈した。7月6日に山内理事長らが宮崎市役所を訪ね、戸敷正市長に目録を手渡した。
寄贈した簡易ビニールエプロンは、高鍋町内の障がい者就労支援施設が製造・販売しているもの。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い様々な物資が不足する中、医療従事者の感染防止に貢献できればと考え、ビニールエプロンを寄贈することを決めた。
3日に宮崎市役所で行われた贈呈式には、同組合の山内理事長や田口幸登専務理事、迎敦雄理事、吉田敏幸事務局長のほか、顧問の前田広之市議会議員が出席。代表して山内理事長が、戸敷市長に簡易ビニールエプロン1000枚の目録を手渡した。
戸敷市長は山内理事長に感謝状を贈るとともに、感染拡大防止を図るためには、医療体制の充実が不可欠であることを強調。組合員に感謝の意を示した上で、「市内の医療機関で活用し、万全の体制で医療活動に臨んでもらいたい」と期待を込めた。
山内理事長は、「新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、医療機関で物資が不足していることを踏まえ、組合員の総意でビニールエプロンを寄贈することを決めた。微力ではあるが、医療に従事する方々の感染防止対策に役立ててもらえれば」と話した。