中小企業や小規模事業者、個人事業主のＩＴツール導入を支援する国の「ＩＴ導入補助金」の特別枠(Ｃ類型)に関して、日建学院を運営する株式会社建築資料研究社は、同社が販売するＩＴ関連ソフトに対する公募申請を８月２１日まで受け付けている。
ＩＴ導入補助金は、中小企業や小規模事業者等がＩＴツールを導入するための経費の一部を国が補助し、生産性と経営力の向上を図るもの。建設業の場合、資本金３億円以下または従業員３００人以下の法人及び個人事業主が補助の対象となる。
このうち、テレワーク導入等に係る費用を補助する特別枠(Ｃ類型)は、新型コロナ対策に取り組む企業等を対象に、新型コロナによる経済減退対策として公募するもの。通常枠よりも補助率を引き上げ、４５０万円を上限に、導入費用の４分の３を補助する。
補助申請に際して、建築資料研究社では▽土木積算ソフト▽写真・出来形管理、ＣＡＤ、電子納品、ＣＩＭ等の生産性向上ソフト▽建築積算ソフト▽建築ＶＲプレゼンソフト▽ＢＩＭ対応ＣＡＤ▽給排水申請ＣＡＤ―などのＩＴ関連ソフトの公募を受け付ける。
同社の申請締切りは８月２１日。申請時にはｇＢｉｚＩＤの取得が必要で、ＩＤの取得には１週間程度かかる。同社では、申請希望者に対して早めに問い合わせてもらうよう呼び掛けている。問い合わせ先は日建学院宮崎校(電話０９８５－５０－００３４)。