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熱中症対策の経費補正、真夏日28度以上に 宮崎県

 宮崎県県土整備部は、新型コロナウイルス感染症対策としてマスク着用が求められ、更なる熱中症対策が求められている実態を踏まえ、真夏日の基準をこれまでの「最高気温30度以上」から、7月1日から当面の間「28度以上」に読み替えて対応する。

 熱中症対策を推進するため、県土整備部は19年6月から現場管理費率の補正を試行。主な工種が屋外作業である工事(建築工事、建築設備工事を除く)を対象に、真夏日が工期中に占める割合(真夏日率)に1・2を乗じた値を現場管理費率に加算している。

 工期は準備や後片付け期間、施工に必要な実日数、不稼働日を含めたもの。ただし、工場製作のみを実施している期間や夏季休暇3日間、工事全体の一時中止期間は含めない。受注者が提出した気温の計測結果を踏まえて補正値を算出し、変更契約する。

 現場管理費率の補正の対象となる場合は、特別仕様書にそのことを明記する。