▲写真は和光電設の戸郷社長と濵砂氏
熊本防衛支局は、２０２０年度の「優秀工事等顕彰」の県内受賞者に和光電設株式会社(宮崎市)、有限会社甲斐工務店(新富町)、株式会社岩崎電管工業(西都市)の３社と各社の技術者３人を選定した。新型コロナウイルス感染防止のため、例年、同支局で開催している授与式は取り止め、受賞者に個別に顕彰状を手渡した。
熊本防衛支局が発注する建設工事やこれに付随する測量等の調査、設計及び監理などの業務に関して、目的物の出来形または品質に優れ、他の模範とするにふさわしい工事や業務を顕彰するもの。受注意欲の向上や目的物の品質確保を図るなど、施設取得の円滑な推進に資することを目的に、０９年度から実施している。
２０年度の県内関係受賞者には、高畑山(３０)局舎新設等通信その他工事を施工した和光電設と監理技術者の濵砂光敏氏、新田原飛行場地区(３０)公園整備建築その他工事を施工した甲斐工務店と監理技術者の露口和夫氏、新田原(元)空調機更新等工事を施工した岩崎電管工業(西都市)と監理技術者の喜多勝哉氏を選定した。
このうち和光電設に関しては、７月１４日に宮崎市内で顕彰状授与式を開催。同社の戸郷義広代表取締役は、受賞に対して感謝の意を示すとともに、受賞工事で監理技術者を務めた濵砂氏は、「このような素晴らしい表彰をいただきとても嬉しい。技術者として、更なる飛躍に向けて精進していきたい」と意気込みを語った。