国土交通省九州地方整備局は、土木関係工事の2020年度工事成績評定企業ランキングと工事成績優秀企業を発表した。工事成績優秀企業には、県内から▽清本鉄工▽山崎産業▽湯川建設▽盛武組▽旭建設▽山本組▽岡﨑組▽上田工業▽大和開発▽増田工務店▽吉原建設▽富岡建設▽丸宮建設▽坂口建設―の14社を選定した。
工事成績評定の透明性や工事の品質の確保、民間事業者の技術力の向上を図るため、過去2箇年に完成した工事成績評定の結果を踏まえ、平均点を順位付けした。平均点が80点以上となった企業の中から、一定の基準を満たす工事成績優秀企業を選定し、中間技術検査の減免や総合評価落札方式での加点等の優遇措置を講じる。
ランキングの対象工種は、▽一般土木工事▽アスファルト舗装工事▽鋼橋上部工事▽セメント・コンクリート舗装工事▽プレストレスト・コンクリート工事▽法面処理工事▽河川しゅんせつ工事▽グラウト工事▽杭打工事▽維持修繕工事―の10工種。
ランキングのトップは平均評定点83点の松山建設(福岡県)。県内企業では、同82点の2位に清本鉄工、同81点の17位に山崎産業、湯川建設、盛武組、旭建設、山本組、岡﨑組の6社、同80点の85位に上田工業、大和開発、増田工務店、吉原建設、富岡建設、丸宮建設、坂口建設、坂下組、松本建設、大淀開発、永野建設、伊東建設の12社が入った。
九州地方整備局は、7月28日に福岡市博多区の福岡第二合同庁舎で工事成績優秀企業認定書の授与式を開催する。工事成績評定企業ランキングや工事成績優秀企業の一覧は、九州地方整備局のホームページで確認できる。