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海水浴客らに綺麗なビーチを提供 宮崎地区建設業協会

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▲写真は作業の模様

 宮崎地区建設業協会(本部喜好会長)は7月18日、宮崎市の青島地区で2020年度の「青島美化奉仕作業」を実施した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会員各社からの参加人数を制限し、宮崎市役所職員を加えた約110人が参加。早朝からビーチの清掃や流木の撤去に取り組み、心地よい汗を流した。

 青島美化奉仕作業は、協会の事業計画に掲げる「個性豊かな地域づくりの推進」の一環として取り組んでいるもの。独自の美化奉仕作業を通じて地域に貢献することが活動の目的であり、1988年から実施している。長年にわたる取り組みが高く評価され、全国海岸協会の海岸愛護功労者表彰などを受賞している。

 開始式で挨拶に立った本部会長は、地域住民のおかげで、日頃からビーチが綺麗な状態に保たれていることを指摘。その上で「来た時よりも美しくの精神で作業に臨むとともに、重機の使用など我々にしかできない作業に取り組もう」と呼び掛けた。

 宮崎市の戸敷正市長は、長年にわたる協会の活動に感謝の意を示し、「青島を訪れる人達が安全に楽しんでもらえるよう、作業にあたってもらいたい」と述べたほか、災害対応等を含む市民の安全・安心を守るための事業に対して理解と協力を求めた。

 児玉清和理事が作業内容や注意事項を説明して作業を開始。参加者は、互いの距離を確保しながら、浜辺に打ち寄せられた流木や空き瓶・空き缶、ビニールなどのゴミを丁寧に拾い集めた。また、砂浜に漂着・埋設していた大木を重機で掘り起こし、チェーンソーで細かく切り分け、トラックに積み込んで撤去した。