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8月4日に建物新設・解体設計の入札 都城運動公園整備

 都城市は8月4日、指名競争で「社会資本整備総合交付金事業都城運動公園整備管理棟新築工事外に伴う設計委託」の入札を執行する。2026年に開催する国民スポーツ大会のソフトテニス会場整備のため、都城運動公園(妻ヶ丘町)に新設する建物の設計業務のほか、既存施設の解体に係る設計業務を委託する。

 都城運動公園を国民スポーツ大会のソフトテニス会場として活用するため、既存の体育館や武道館等を解体し、陸上競技場東側にテニスコート16面など、野球場西側に駐車場などを整備する。当該業務では計画建物と既存建物解体に係る設計業務を行う。測量業務や都城運動公園全体の実施設計業務は別途発注する。

 計画建物は、ロビーや休憩スペース、管理事務室、更衣室、給湯室、会議室、シャワー室などを備えた管理棟(S造平屋建延べ220m2程度)、トイレや器具庫、運営・放送室を備えた大会運営棟(S造2階建延べ110m2程度)のほか、木造平屋建の屋外トイレ3箇所、RC造平屋建延べ50m2程度の管理用倉庫。

 一方、解体する既存建物は、▽体育館=RC造一部S造2階▽武道館=RC造一部S造2階▽合宿所=S造平屋▽弓道場=S造平屋▽管理棟=S造2階▽駐輪場=S造平屋▽倉庫2棟=S造平屋▽倉庫=RC造平屋▽トイレ3棟=RC造平屋▽売店=S造平屋―とする(一部建物周囲外構等の撤去を含む)。

 計画建物の具体的な配置や設備等については、公園全体の計画に関連するため、関係各課や別途設計受注者と協議・調整して決定する。

 当該業務では、基本設計として透視図を作成し、前述の計画建物の整備及び既存建物の解体に係る実施設計(積算業務を含む)を行うほか、建築基準関係規定及び消防法関係規定の適合性確認等の官公庁申請手続を行う。委託期間は2021年3月5日まで。税抜の予定価格は1961万3000円とする。