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事故防止へ事前準備徹底、チームワークで実践 くちき

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▲挨拶する朽木社長、大会の模様

株式会社くちき(朽木充嗣代表取締役社長)は7月11日、宮崎市内で2020年度の安全推進大会を開催した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、今年度は協力会(栄巧会)との合同開催を取り止め、同社社員のみが参加した。開会挨拶で高野浩美専務取締役は、「大会で学んだことを協力会社の方々にも伝えて」と呼び掛けた。

代表挨拶で朽木社長は、▽感染症対策▽大雨や地震といった自然災害への対応▽熱中症対策▽墜落・転落災害の防止▽身体と心の健康―の5項目を取り組むべき課題に挙げた。これらの課題に対する社としての対応方針を示しつつ、大会を通じて全員で情報を共有して、事故を起こさない現場づくりを継続していく考えを示した。

具体的には、アプリを活用した感染症対策やフルハーネス型墜落制止用器具の適切な使用、日々の生活の中での体調管理、ワーク・ライフ・バランスの取り組みの実践などを挙げるとともに、労働災害の未然防止に向けて「安全の原点に立ち返り、しっかりとした準備をすること、チームワークで取り組むことが大切」と述べた。

表彰式では、宮崎市塗装業協会の表彰規定で施工技術表彰を受賞した「西春田地区学習等併用施設外壁改修工事」を担当した堂免琢治氏と上田誠史氏のほか、安全表彰を受賞した黒木政春氏に表彰状が贈られた。

DVD視聴では、労働災害によって会社や個人が負う代償と、労働災害を未然に防止するための9つの安全管理について学んだ。熱中症対策について説明を行った吉田弘幸氏は、「自分の身は自分で守る」ため、日々の体調管理に努めながら、それぞれの現場状況に応じて、必要な熱中症対策を講じてもらうよう呼び掛けた。

大会開催に際してメッセージを寄せた宮崎労働基準監督署の福山栄隆署長は、宮崎県内における労働災害の発生件数が高止まりしている現状を踏まえ、現場の安全衛生管理を強力に推進する必要があることを強調。新型コロナ感染防止対策で作業環境が変化していることを踏まえ、これに対応した取り組みの実践を求めた。

安全宣言では、「労災防止の重要性について認識を深め、安全活動の着実な実施を図り、安全は一人ひとりが責任者であることを肝に銘じて、労働災害を絶対に起こさないことを誓う」とした。閉会挨拶で大谷彰一郎常務取締役は、梅雨明けから夏本番を迎えるにあたり、熱中症対策をはじめとする安全衛生活動の徹底を求めた。