▲写真は挨拶する向野支店長、大会の模様
ダイキンHVACソリューション九州株式会社宮崎支店(向野法真支店長)は7月10日、宮崎市内で2020年度の「安全大会」を開催した。新型コロナウイルス感染防止対策を徹底したうえで、大会には同社及び協力会社の社員ら約30人が参加。参加者は、施工現場等における無事故・無災害の実践を固く誓った。
大会で挨拶に立った向野支店長は、社員及び関係者の協力により、昨年も無事故・無災害を達成し、同日時点のゼロ災害継続日数が3307日に達していることを紹介。一方で、梅雨前線の停滞に伴い、九州をはじめとする各地で豪雨被害が生じていることや、新型コロナ感染症が予断を許さない状況であることに言及した。
また、昨年の宮崎県内における建設業の売上高が前年比でマイナスとなったことに危機感を示す一方、「コロナ渦の中で弊社の換気機能搭載型空調機はアドバンテージを取れる商品だと考えている。それぞれの業者が抱えるユーザーを大切にし、更新時期に的確な案内ができるように心掛けて」と述べ、安全第一の作業を呼び掛けた。
安全講習では、県内に於ける労働災害の発生状況や事故の種類、死亡災害の発生状況などを確認。新型コロナ対策が必要となる今夏は、マスクの着用が熱中症の発生リスクを高めるとして、例年以上に熱中症予防に留意するよう呼び掛けた。参加者は内容をメモに取るなどして、安全衛生活動の手法などを熱心に学んだ。
環境三法について説明があったのち、安全・品質表彰を受賞した株式会社稲留設備工業の稲留伸一氏を表彰した。稲留氏が安全宣言を力強く読み上げ、今期のゼロ災害達成に向けて、安全意識の更なる高揚を図ることを確認した。