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鋼橋上部工事に入札参加資格 宮崎10号大淀川橋上部工

 国土交通省九州地方整備局は7月13日、一般競争入札で行う「宮崎10号大淀川橋上部工工事」を公告した。都城市吉尾町~乙房町地内に架設する大淀川橋の上部工(橋長265m、鋼5径間連続鈑桁橋)を施工する。架設工法は、A1-P2がクローラクレーンベント、P2-A2が送り出し。工期は2022年5月30日まで。

 入札の主な参加要件は、九州地方整備局の競争参加資格で鋼橋上部工事の認定を受けていること。また、同種工事の経験を有するなどの基準を満たす主任技術者または監理技術者を当該工事に配置できることや、申請書及び資料の提出期限の日から開札までの期間に、九州地方整備局長から指名停止を受けていないことなどが要件。

 このほか、05年度以降に元請けとして▽道路橋または鉄道橋▽橋梁形式が単純鈑桁橋を除く鋼橋(単純鋼床版鈑桁橋は可)▽最大支間長が25m以上▽架設工法がトラッククレーン工法、トラッククレーンステージング工法(クローラクレーン含む)以外―を全て満たす同種工事を、同一工事として施工した実績などを求める。

 入札は総合評価落札方式(技術提案評価型・S型)で行う。また、現地特性や構造特性を踏まえた課題及び技術提案を自由に求める試行工事、創意工夫による生産性向上の取り組みを推進する生産性向上チャレンジの試行対象工事、BIM/CIM活用工事(発注者指定型)、週休2日及び建設現場の遠隔臨場の試行工事などとする。

 総合評価の配点は、施工体制評価点が30点(品質確保の実効性15点、施工体制確保の確実性15点)、技術提案(加算点)のうち工事目的物の性能・機能に関する事項が24点、現場状況に適合した施工上の課題に関する事項が36点。施工体制評価点及び加算点の合計を入札価格で除した数値が最も高い者を落札者とする。

 入札説明書は、7月13日から電子入札システムで交付する。申請書及び資料等は、7月13日から8月7日までの期間内に電子入札システムで提出する。入札保証金の納付等に係る書類は、9月11日から10月13日まで持参・郵送等で受け付ける。10月13日まで入札書を受け付け、10月16日に開札する。

 電子入札に対応していない等の理由でシステムからダウンロードできない場合は、交付終了日の2日前までに担当部局に連絡する。入札手続きの担当部局は、九州地方整備局総務部契約課契約第一係(〒812-0013福岡市博多区博多駅東2丁目10番7号福岡第二合同庁舎、電話092-471-6331/内線2528)。