宮崎県から「景観形成促進機構」の指定を受けた一般財団法人みやざき公園協会は、民間活力を生かした景観啓発事業として、花いっぱいプロジェクト２０２０「ジャカランダとイペーの育成モニター」を８月１４日まで募集する。
熱帯花木であるジャカランダとイペーを県内の様々な地域で育成してもらい、冬の気候への適応性等を調査する。シンボルとなる植物を活用した景観づくりや、都市と豊かな自然と人々の生活が調和した心地よいまちづくりにつなげる。
育成モニターの応募条件は、①試験樹木を地植えできる土地を県内に所有している②定期的な生育状況写真を撮影し、アンケートを提出することができる③樹木の受け渡しを以て所有権が応募者となることを了承してもらえる―の３項目。
試験樹木はジャカランダと玉咲きキバナイペーが各２５本まで。いずれも無料。地植えで栽培し、２０２０年８月下旬～２２年６月頃までの約２年間、生育状況を写真で提出する。モニター終了後は、試験樹木をそのまま育成できる。
希望者は、応募シートに必要事項を記入して郵送・ＦＡＸ・メールで送付するか、必要事項を記載してメールで応募する。応募締切は８月１４日。１人(１事業所)２本まで応募できる。樹種は２種のうちから自由に選べる。
応募者多数の場合は、栽培地域のバランスを調整した上で抽選とする。８月下旬に当選者に連絡し、試験樹木を発送する。生育データを公開する際、モニターの氏名・住所等は公表しないが、植栽地の地域名は公表する場合がある。
応募先及び問い合わせ先は、みやざき公園協会企画設計部(〒８８０－００１４宮崎市鶴島２－１０－２５、電話０９８５－２５－７４１０、ＦＡＸ０９８５－２５－７３９０、メールpark@mppf.or.jp)。
《育成モニター募集》