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福田保氏を会長に再選 宮崎県警備業協会

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▲写真は挨拶する福田会長、定時総会の模様、青年部会の役員

 一般社団法人宮崎県警備業協会(福田保会長)は6月26日、宮崎市内で2020年度の「定時総会」を開催した。全員がマスクを着用し、互いの座席間隔を確保するなど新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し、20年度の事業計画や収支予算などについて報告を受けた。任期満了に伴う役員改選では、福田保氏を会長に再選した。

 挨拶に立った福田会長は、協会が取り組むべき最重要課題に▽警備員の人手不足問題▽適正な警備料金の確保▽警備員教育の充実―を掲げた。魅力ある業界づくりに向けて、警備員の給与及び処遇の改善や働きやすい職場づくり、業界一体となった適正な警備料金の確保、質の高い警備を提供できる教育の充実などを呼び掛けた。

 福田会長を議長に選出して行われた議案審議では、20年度事業や収支決算、協会の委員会構成を報告。20年度の事業計画に関しては、重点事項に掲げる▽警備業務の適正化活動の推進▽教育事業の推進▽労働災害防止活動の推進▽広報啓発活動の推進▽社会・地域貢献活動の推進―などに取り組むことを確認した。

 総会に先立ち行われた表彰式では、協会役員として警備業界の発展に尽力し、前年の総会前に他界した故・新留昇氏をはじめ、協会規定に基づく▽感謝状贈呈▽警備員教育功労者▽永年勤続警備員▽勤務成績優秀警備員―の受賞者(後記参照)の代表に対し、福田会長から表彰状と記念品が贈られた。

*新役員は次のとおり(敬称略)
▽会長=福田保(九州ガードシステム)
▽副会長=八木順二(セコム宮崎)、黒木賢一郎(南日本警備保障)
▽理事=齊藤総一郎(宮崎綜合警備)、新留千賀子(第一警備保障)、山下晃司(F・Cガード)、君田考司(人事・労務研究所)、厚山善光(県防犯協会連合会)
▽専務理事=上村弘明(協会事務局)
▽監事=外山智士(八紘警備保障)、日髙一郎(第一ビル管理)

*表彰受賞者は次の通り(敬称略)
▽感謝状=新留昇(第一警備保障)、押方健介(日本通運)
▽警備員教育功労者=橋本昌三(南日本警備保障)、高田拓也(企業警備保障)
▽永年勤続警備員=久保賢一(セコム宮崎)、野村寛(セコムジャスティック宮崎)、廣本和也(宮崎綜合警備)、丸山純弘(オスカコーポレーション)、海田義次(南日本警備保障)、細川達也(にしけい)、松山雅文(F・Cガード)、黒田和彦(南日本警備保障)、松浦次義(宮崎ビルサービス)
▽勤務成績優秀警備員=加賀山登美男(第一ビル管理)、富永高徳(オスカコーポレーション)、松本寛(南日本警備保障)、山本裕一(南日本警備保障)、桝本賢一(アンゼンサービス警備)、藤崎憲吾(F・Cガード)。

■青年部会を発足、業界発展へ邁進

 総会ではこのほか、将来の警備業界を担う若者が新しいアイデアを持ち寄って活躍し、相互に研鑽して自らを高め、団結することで業界全体の健全な発展に寄与することを目的として、新たに青年部会を立ち上げることを報告した。

 青年部会長に就いた山下晃司氏は、「若手幹部社員が研鑽と交流を深める中で、直面する諸課題の解決や時代を切り拓く能力を身につける場とするとともに、実行力と想像力を発揮し、協会及び業界の発展に邁進していきたい」と意気込みを語った。

*青年部役員は次のとおり(敬称略)
▽部会長=山下晃司(F・Cガード)
▽副部会長=藤浪淳志(富士総合サービス)
▽部会員=清水辰臣(九州ガードシステム)、佐野正幸(KBサービス)、橋本昌三(南日本警備保障)、佐藤義和(F・Cガード)。