延岡市は６月１９日、条件付一般競争入札で行う野口遵記念館建設に伴う「建築主体工事」「電気設備工事」「空気調和設備工事」「舞台機構設備工事」の４件を公告した。経年に伴う建物や設備の老朽化に伴い、抜本的な対策が急務となっている延岡市公会堂野口記念館(東本小路１１９－１)を現在地に建て替える。
新施設の規模は、構造がＲＣ造一部Ｓ造、階数が地上３階建、延床面積が約４３８１m2。施設整備に係る各工事を施工する。工期は２０２２年３月１８日まで。税抜の公表価格は、建築主体が１８億３７００万円、電気設備が２億１９５０万円、空気調和設備が３億０７５０万円、舞台機構設備が１億６９１０万円とする。
建築主体の参加要件は、延岡市の指名競争入札参加資格者名簿で建築一式に登載されている３者で構成する特定建設工事共同企業体。このうち２者以上が延岡市内に本店を有し、市内業者は建築一式工事のＡ級に格付されていること。いずれかの構成員が一定規模以上の劇場施設またはホールを施工した実績を有することを求める。
電気設備の参加要件は、延岡市内に本店を有する２者で構成する特定建設工事共同企業体。いずれの構成員も市の競争入札参加資格者名簿(電気工事)に登載されており、電気工事のＡ級の格付を受け、電気工事に係る経営事項審査を受審していること。
空気調和設備の参加要件は、市の競争入札参加資格者名簿(管工事)に登載された２者で構成する特定建設工事共同企業体。代表構成員は、宮崎県内に本店または支店等を有し、管工事に係る総合評定値が７５０点以上であること。その他の構成員は、延岡市内に本店を有し、管工事のＡ級に格付されていること。
舞台機構設備の参加要件は、市の競争入札参加資格者名簿(機械器具設置及び清掃施設工事)に登載されている単体企業。機械器具設置工事に係る経営事項審査を受審し、一定規模以上の劇場またはホールの舞台機構設備を施工した実績を求める。
申請書等は７月１３日までに電子入札システム及び紙面で提出する。入札参加資格や設計図書等に関する質問は、７月８日まで延岡市企画部契約管理課で電子メールで受け付け、回答を入札情報サービスに掲示する。７月２９日から３１日にかけて電子入札で入札書を受け付け、７月３１日に開札する。