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地方創生に向け新会社設立へ SBIホールディングス

 インターネット金融事業などを展開するSBIホールディングスは6月8日、地方創生に取り組む新会社「地方創生パートナーズ株式会社」の共同設立の検討に向けて、新生銀行と日本政策投資銀行、山口フィナンシャルグループと基本合意したと発表した。早ければ6月中に正式に合弁契約を締結する。

 新会社の事業内容は、地域創生を推進するための企画・立案や、地域創生に向けた戦略指針の提示など。資本金は5億円。SBIが過半数を出資する。社長には、SBIホールディングスの北尾吉孝代表取締役社長CEОが就く。

 地方創生についてSBIは、「国家目標である地方創生は、日本の将来に向けた最重要課題の一つ。地方創生なくして地方経済や、日本全体の経済成長の実現は不可能」とし、新会社の設立に向けて踏み切った。これまで行ってきた地域の金融機関の支援だけでなく、地域経済の活性化に直接に関与し、地方創生に貢献するという。

 SBIでは、地方創生パートナーズの設立後、「SBI地方創生サービシーズ株式会社」と「SBI地方創生投融資株式会社」をそれぞれ設立する。

 SBI地方創生サービシーズは、SBIグループ各社や、さまざまな業種の事業会社、金融機関、地方公共団体などと連携し、地方創生のための共通システムの提供や、地方産業の活性化、新たな収益機会の創出などに取り組む。

 SBI地方創生投融資は、地方創生に取り組むベンチャー企業への投融資などを行う。