建設ネット企画画像 四角 四角

監理技術者講習、7月から開催 感染防止を徹底

 国土交通省は、新型コロナウイルス感染症の拡大によって自宅学習での対応を求めていた監理技術者講習を、7月から再開するよう、登録講習実施機関に通知した。緊急事態宣言の解除後、イベント開催制限が段階的に緩和されていることを踏まえ、受講者のマスク着用や室内の換気などの感染防止対策を徹底し、会場での講習を開催するよう求める。

 監理技術者講習は、監理技術者に5年に1度の受講が義務付けられている。新型コロナウイルスの感染拡大でイベント開催の自粛が要請された2月以降は、テキスト送付による自宅学習での対応を求めていた。

 6月10日、登録講習実施機関である▽全国建設研修センター▽建設業振興基金▽全国土木施工管理技士会連合会▽総合資格▽日建学院▽日本建築士会連合会―に通知し、6月30日までに自宅学習を取りやめ、7月から会場での講習開催に切り替えるよう求めた。

 合わせて、会場での新型コロナウイルスの感染を防止するため、3密の回避、人と人との距離の確保、マスク着用、手洗いの励行、室内換気といった対策を講じるよう指示した。