一般社団法人日本造園建設業協会宮崎県支部(下湯一弘支部長)は、２０１９年度事業報告及び収支決算書、２０年度事業計画案及び収支予算案を決定した。新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、今年度は通常総会の開催を取り止め、書面表決で会員の同意を得た。任期満了に伴う役員改選では、下湯一弘氏を支部長に再選した。
１９年度の事業報告では、沿道修景美化や美しい宮崎づくりの推進に向けた行政との協働事業や、宮崎県景観形成促進機構の指定登録団体として、景観啓発に関する研修会の開催に取り組んだほか、街路樹剪定士講習や墜落制止用器具の安全講習の開催、地域貢献活動、シルバーセンターで造園に関する指導・講座等を行ったことを報告。
２０年度の事業計画では、宮崎県沿道修景美化基本計画の委員会への参加や宮崎県景観形成促進機構の指定に基づく良好な景観形成に関する調査研究等の実施、美しい宮崎づくりに関する講習会・研修会等への積極的な参画、都市緑化啓蒙活動の推進、街路樹剪定士や植栽基盤診断士といった重要資格の行政への認知等を図る。
また、他団体と共同で宮崎県との意見交換会の開催や陳情・要望活動に取り組むとともに、街路樹に関する研修会の開催、宮崎県沿道修景美化条例に基づく各地区モデル事業の技術的・有効的な提案、土木の日や道路美化推進事業への参加、災害時の行政への協力、街路樹剪定士講習会の開催や同指導員取得者の斡旋等に取り組む。
一方、表彰事業では、工事点数で高得点を獲得した業績表彰を▽下湯一弘氏(大新造園)▽河野洋一氏(昭和造園土木)▽小玉清人氏(植由樹園)▽児玉寛幸氏(馬原造園建設)―の４人、永年勤続表彰を嶋田文氏(園田グリーンセンター)がそれぞれ受賞した。
＊新役員は次のとおり(敬称略)
▽支部長＝下湯一弘(大新造園)
▽副支部長＝中村満義(昭和造園土木)
▽事務局長＝小川次郎(馬原造園建設)
▽事業委員長＝兒玉清和(文明園)
▽技術委員長＝後藤健介(後藤造園)
▽総務委員長＝橋口勝吾(植由樹園)
▽地域リーダー(青年部長)＝馬原久幸(馬原造園建設)
▽地区幹事＝黒木祐一(黒木造園)、野﨑裕文(のざき造園)、弓場雅巳(弓場緑地建設)
▽地区副幹事＝橋口勝吾(植由樹園)、植木りか(橘緑地建設)
▽監事＝児玉安広(児玉グリーン建設)、寺田雄一(寺田緑化)。