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医療従事者に敬意、フェイスシールドを寄贈 宮崎YEG

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▲写真は贈呈式の模様

 宮崎商工会議所青年部(宮崎YEG、松浦龍次郎会長)は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に役立ててもらおうと、宮崎市にフェイスシールド500個を寄贈した。5月28日に松浦会長ら宮崎YEGの役員5人が宮崎市役所を訪ね、戸敷正市長に持参したフェイスシールドを手渡した。

 寄贈したフェイスシールドは、自治体や医療機関等へ寄付の輪を広げようと、主に印刷物の企画・制作・製造を手掛ける株式会社ヤマジ(岐阜県)がクラウドファンディングを活用して製造したもの。日本商工会議所青年部を通じて同社と縁を持ち、宮崎YEGの部員から集まった寄付金で購入した。

 贈呈式で戸敷市長は、新型コロナウイルスの影響で、医療機関において防護用具が不足する中、「貴重な資材を提供していただきありがたい」と感謝の意を示し、宮崎YEGに対して感謝状を贈った。寄贈されたフェイスシールドは、地元の医師会等を通じて、医療機関や保健所で活用する予定でいる。

 松浦会長は、宮崎YEGが県内企業の若手経営者や後継者らでつくる経済団体であり、経済活動を展開するためには安全・安心が前提であることを協調。安全・安心のため、医療現場の最前線で働く関係者に敬意を表するとともに、「寄贈したフェイスシールドを役立ててもらいたい」と話した。