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興梠俊茂氏を会長に再選 高千穂地区建設業協会

 高千穂地区建設業協会(興梠俊茂会長)は4月30日、高千穂建設会館で2020年度の通常総会を開催した。総会では、19年度の事業報告及び収支決算、20年度事業計画案及び収支予算案などの議案を原案どおり承認。任期満了に伴う役員改選では、興梠俊茂会長をはじめとする新役員の人事案を了承した。

 挨拶で興梠会長は、建設業が『地域の守り手』としての社会的使命を果たしていくためには、健全で安定した経営基盤の確立が必要であり、有事に備えた人材や資機材を常備するための中長期的な事業量の確保が不可欠であることを強調。関係機関への要望活動や意見交換のほか、課題解決のための活動を推進していく考えを示した。

 20年度の事業計画では、▽厳しい環境に対応する経営基盤の構築▽公共工事の予算額・工事量の確保と地元優先発注▽入札契約制度改革の推進▽イメージアップ活動の推進▽研修受講機会の確保及び技術向上対策の促進▽公共事業の積算適正化の促進▽建設労働福祉対策の推進▽労働災害・交通事故防止対策の推進―に取り組むことを確認した。

 一方、20年度の会社表彰は甲斐土木造園が受賞。従業員表彰は、▽工藤真吾氏(同盟建設)▽飯干妙子氏(木田建設)▽田端歩氏(前同)▽上村芳幸氏(工藤興業)▽甲斐誠氏(奈須建設)▽平川一成氏(高千穂土木)―の6人が受賞した。

*新役員は次のとおり(敬称略)
▽会長=興梠俊茂((株)興梠建設)
▽副会長=工藤勝利(工藤興業)、木田壮一郎(木田建設)、工藤哲二(同盟建設)
▽理事=奈須宏通(奈須建設)、木下光三(木下組)、甲斐和幸(高千穂土木)、甲斐友康(日之影建設)、工藤久則(工藤企興)、藤原宣弘(興梠建設(資))、辻勢津也(五大建設)
▽監事=永田鉄治(永田建設)、栗原勇治(栗原建設)。